子育てフリーランスの働き方

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この記事を読んでわかること

我が家は3人の子供がいて(小学生・幼稚園・乳児)、さらにいうと親子で過ごす幼稚園という場所に通っているものですから、これに伴って仕事スタイルを変化させてきたんですね。

親子で過ごす幼稚園の概要

参考動画:日本一ユニークな幼稚園!札幌トモエ幼稚園に見学に行ってきました!【前編】

百聞は一見にしかず。上の動画を見てみてください。幼稚園だけど幼稚園っぽくない場所で、「小さな村」・「コミュニティ」という表現の方が適切かもしれません。全国的に見ても珍しい形態なので、よくあちこちから見学やら研修やら取材やらきています。

親子で過ごすので、一緒に幼稚園に行き、一緒に帰ってきます。
園での過ごし方は、自由。自分の子供と一緒に遊ぶ人もいれば、子供たちが遊ぶのを見守る人もいて、子供に「あっち行ってて!」と言われる人もいて、大人たちで楽しく話している人もいて。

ここは生活の場。いろんな家族の姿・あり方を見て、五感で受け取って、自分と向き合う時間を作っていく
そんな場所です。

私たち夫婦もこの幼稚園を見て、第一子に合いそう(というか他での生活が想像できなかった)ということで通うことに決めました。

第二子・第三子に関しては妊娠中から一緒に通っていることになるので、生まれる前から幼稚園の空気感に触れていることになります。

こんな環境での『仕事』が今回のテーマです。

幼稚園に通うまでの仕事形態:正社員

私はもともと作業療法士としてリハビリ職員として病院勤務していました。

詰まるところ普通の会社員です。医師や看護師・介護職と違って、夜勤はないし、職場によっては土日祝日も休みだしっていうことでカレンダー通りの働き方を基本的にはしていました。

週末は勉強会や学会に参加することも多く、さらには飲み会にもたくさん行っていたため、仕事>家庭の構図になっていたように思います。

ただ、ある時に子供と過ごせる時間が意外と少ないなってことに気づいたんです。

たとえば週末にだけ一緒に遊ぶ時間があったとしても週2日。月で8日。一年間で100日ありません。

そして幼児期を終えて小学校に入学したらさらに一緒にいられる時間は減るんだろうなと思ったわけです。

このことを想像した時、なんだか寂しい気持ちになってもっと一緒に過ごせる時間を作りたいと思うようになりました。
そして『一緒にいられる働き方』を模索するようになり、在宅でもやっていけるスキルを身につけることにしたんです。

私が身につけたスキル:Web制作やプログラミングスキル

一緒にいられる働き方、つまり在宅で仕事ができるスキルを身につけようと思った時、はじめに取り組んだのは物販でした。

これは妻からの勧めもあって物販スクールに入り、オンラインショップの開設や販売を経験しました。
売れる商品のリサーチをしたり、顧客対応したりといった部分については外注さんにお願いすることもあったりと、医療職としては経験できなかったことをたくさんさせてもらいました。

それでも当時の私には合っていなかったようで、一年ほどで撤退を決意します。

その時に楽しい、これで頑張っていきたいと思ったのがプログラミングでした。

当時はスプレッドシートの管理を効率化・自動化するべくプログラムを独学で身につけていくことに楽しみを覚え、寝食忘れて取り組めることに出会った感覚でした。

プログラミング学習をしていく段階で、HTMLやCSSといったwebページを作る仕組みについても学ぶことがあり、そこからWordPressの扱いについてもできるようになっていきました。

これらは全て独学で、オンライン教材やYoutube、書籍で身につけていきました。

一緒にいられる働き方:フリーランスの選択

スキルを身につけてきた時、どう働いていくのがいいのかを考えるようになりました。

ざっくりと会社員でいたら時間の自由が取れなくなるんだなというイメージがあったため、フリーランスとしての働き方を選択するようになります。

もともと、自由な裁量で働く方法に魅力を感じるタイプだったので、フリーランスとしてやっていくことにそんなに抵抗はなかったように思います。

全ては自分次第、24時間仕事ができる体制にしていったわけです。

幸い、通っている幼稚園ではPCを開いて仕事をしている親もいたので、自分もそこにまじってパソコンを開いて仕事をしつつ幼稚園で過ごす時間を増やしていくことにしました。

実際には、ホームページ制作の案件やスプレッドシートでの業務効率化ツール開発といった案件を個人で受注して納品する、という案件ベースの働き方をしていくことになります。

独立したての課題:営業

頑張って制作スキルやプログラミングスキルを身につけてきたはいいものの、実績も少ない時点ではスキルよりも『どうやって仕事を見つけてくるか』という営業に関する悩みを持つことが多かったように思います。

営業、集客に関する悩みですね。

これの解消のためには、人にあったり、自分にできることをなんらかの形でアピールしていくことが必要になってきますが、思った以上に大変な状況がわかってきました。

幼稚園は山奥にあり、自然豊かなところなのですが、つまりいわゆるオフィス街からは離れた地域にあるので、仕事をとってくるためにはなんらかの形で街に出る必要が出てきます。

かといって自分に新規開拓するような飛び込み営業の度胸があるわけでもなく、どうしよう…と足踏みする時期がありました。

営業・集客に関してはビジネスコミュニティに入ったり、ビジネスではないオンラインコミュニティに属していく中で自分にできることを発信し、仕事につなげていくようにしていました。

あとはクラウドソーシングサイトに登録して、何件も応募して面談して案件を受注するといいった方法をとっていました。

仕事スタイルの課題:働く時間

仕事を受注しようと考えた時に、必ず誰かとコミュニケーションが発生するわけですが、私の働く時間と合わない可能性があることに気づいてきました。

もちろん、終日コミュニケーションを取らなければならないというものではないので、その時間だけ話せる環境にあればいいのですが、幼稚園は何かと騒がしかったりするので、そうなると家にいる必要が出てきます。

車一台+公共交通機関の利便性も悪い環境にいると、ちょっと家に帰るというのが億劫になってきます。

ここまで読んでくると随分身勝手だなぁと感じる方もいるかもしれませんね。

でも私の中で優先は家族。そこを崩したくなくていろんな働き方を模索している状態です。

理想の働き方とそこに近づけるための戦略

極論、私が幼稚園に行っていても寝ていたとしても収益が発生することが理想になります。

そうなると私はお金の心配なく家族との時間を作ることができるからです。さらに言えば、お金が人生の全てではないですが、お金があることで解決できることが多いのも事実です。

ということで、コミュニケーションコストをカットしつつ自分にできる価値提供を全力で行っていくことが必要になってきます。

現時点で私が考えていることは2つ。

家族優先ではありますが、その家族といい時間を過ごすために仕事として対応させていただく時には全力で取り組む、というのが私のモットーです。

1を達成していくためには『誰に対する価値提供なのか』を明確にしつつ、見てるだけで欲しくなるような文字・写真・動画の選定だったり、発信の仕方を研究していくことが近道になります。SNSマーケティングと言われている領域なので、収益化が進んでいけば、集客方法とかを含めた運用代行であったり、コンサルティングだったりも視野に入ってきますね。

2を達成していくためには、自分のメニュー表を作り(実際にはあるので更新という形)プラットフォームに載せたり、このブログで発信していくことが必要になります。
オーダーメイドでサイトを制作したりすることももちろん大事ですが、素人っぽさをなくした状態である程度コストを抑えていいものを提供する、それをスピード感持って提供するというのも一人社長や個人事業主の方にとってはいいものになると思っています。

結局のところ、集客スキルを磨いていくことが大事ですね。スキルやサービスについてはみんなこぞっていいものを作れるようにはなっているし、自分のスキルに自信があるから事業として進めているわけなので、どんな領域でも正しい集客ができることが世の中的に求められていると思います。

子育てフリーランスとして働く時の時間の使い方

何人子供がいるかということも関わってくるかと思いますが、独身時代から考えると『自分の時間』というのがだいぶ減ってきます。よくも悪くも。

家族でいることに価値を感じるし、今の過ごし方はすごくHappyなので満足しているのですが、そこに甘んじていては仕事がおろそかにもなってしまうなぁというのが、色々動いてきた感想です。

ワークライフバランスって大事。というのが最近の感想。

ではそのワークタイムをどうとっていくのか、という部分に話が入ってくるわけですが
結論としてはどの時間でもいいので『やるべきこと』と『やらないこと』を決めておくことがいい時間の使い方だと思っています。

特に子育て真っ只中だと、みんなが寝ている朝や晩に仕事しようとしている時に限って誰かが起きてきたり、この日に頑張ろうと思っていたタイミングで誰かが体調崩してしまったりということが本当にいつも起こります。

でもその選択をしているのは自分なので、有限の時間の中でどうしていくかというと、先ほど書いたように事前に何をすべきかということを決めておくと良いです。

さらに経験上、やるべきこと以上に『やらないこと』を決めておいた方が行動のスピードが速くなったり持続できる時間が長くなったりします。

5分時間があったらやること、15分あったらやること、30分あったらやることを決めておく。
午前にはやらないこと、午後に入ったらやらないこと、夜はやらないことを決めておく。

こうすることでだいぶ時間の使い方はシンプルになって動きやすくなります。

そしてなるべく子育て+在宅で働くならスマホやタブレットでできる仕事を増やしておくのが必要になってきます。

だっていくらいいパソコンがあったって、常に開いて仕事できるわけではないですからね。

それよりはスマホに定型文を登録しておいて、返信業務ができるようにしておくとか、簡単な画像・動画の編集はスマホでできるようにしておくとかすると隙間時間を利用して仕事に繋げることができるようになります。

そしてもう一点、大事になってくることはネット環境の確保です。

移動中にふと時間ができるなんてことは結構ありますが、その間にネットが繋がらないと仕事の機会を失ってしまいます。

そうならないためにも僕は基本的にポケットwi-fiを持ち歩いてます。
家では据え置き型のwi-fi利用をしつつ、外出用にポケットwi-fiを一台利用。少し費用は増えますが、必要な経費です。

ビジネス形態にもよってきますが、事業として通信費は経費計上できるので持っていて損はないです。

据え置き型はSoftBank Air、外出ではWiMax。3日間で15GBの利用制限があるものの、動画見まくってたとしても全然問題ないレベルです。これは結構おすすめ。

特にSNSでのリサーチを増やしていくと、必然的に動画視聴が増えますので、そういった時にストレスフリーに見られる環境を作っておくと良いですね。

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番外編:正しい集客とは?

マーケティング、集客に関してはいろんな書籍があったり動画で学べたりもしますが、私が色々取り組んできた中で感じていることは『そのサービス・商品が必要な人を見つけて知らせる』ことだと思っています。

だからSNSとかでフォロワーを増やすことがマーケティングで求めることではないと考えています。

結局は自分たちの商品、サービス、ひととなり、ブランドに興味を持ってもらって、購入に結びつきそうな人を探して認知してもらいく作業がマーケティングではないかと思っているわけです。

だから人数よりも、どんな人に見てもらっているのか、どんな人がフォローしているのかを知る方が大事なわけです。

だから運用するアカウントは特化型で分けていくべきだと思っています。

この辺も別の記事で深掘りしていきたいですね。集客は難しいけど楽しいです。

この記事を書いた人

kumarishin